泡盛の値段を調べようとすると、意外と公式の価格にたどり着かない。47の酒造所を全部調べたところ、13の蔵は公式価格を1件も確認できなかった。ネットの価格は出てくるのに、蔵が示す価格が見つからない。これには理由がある。
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結論:47蔵のうち13蔵は公式価格が1件も確認できなかった
本サイトは47の酒造所の公式サイトと、公式のオンラインショップを一通り確認した。 掲載している636銘柄のうち、公式の価格を確認できたのは423銘柄(67%)である。
| 区分 | 蔵数 |
|---|---|
| 公式価格が1件も確認できなかった | 13 |
| 掲載している全銘柄に公式価格がある | 14 |
| 一部の銘柄だけ価格がある | 20 |
つまり4分の1以上の蔵で、公式の価格が1つも見つからない。 ネット通販の価格はいくらでも出てくるのに、蔵が示す価格にはたどり着けないという状態になる。
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価格が見つからない13蔵
内訳はこうなっている。公式サイトの有無も併せて示す。
| 酒造所 | 掲載銘柄 | 公式サイト |
|---|---|---|
| 宮の華(宮古) | 14 | あり |
| 伊是名酒造所(本島北部) | 13 | あり |
| 入波平酒造(与那国) | 12 | なし |
| 宮里酒造所(那覇・南部) | 11 | なし |
| 恩納酒造所(本島中部) | 11 | あり |
| 金武酒造(本島北部) | 10 | あり |
| 沖之光酒造(宮古) | 10 | あり |
| 津波古酒造(那覇・南部) | 9 | あり |
| 池間酒造(宮古) | 6 | なし |
| 龍泉酒造(本島北部) | 6 | あり |
| 渡久山酒造(宮古) | 3 | なし |
| 琉球泡盛古酒の郷(本島中部) | 2 | あり |
| 仲間酒造(石垣) | 1 | あり |
公式サイトが確認できない蔵が4つある一方で、 公式サイトはあるのに価格は載せていない蔵が9つある。 サイトが無いから価格が分からない、という単純な話ではない。
これは「その蔵の商品が高い/安い」という話ではない。 蔵が価格を公表していないというだけである。 本サイトはこういう銘柄に推測の価格を入れず、「公式に価格の記載なし」と表示している。
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税込か税抜かも、揃っていない
価格が載っていても、それが税込なのか税抜なのかは別の問題になる。 公式価格を確認できた銘柄について、税区分の記載を数えるとこうなる。
| 税区分の記載 | 件数 |
|---|---|
| 税込と明記 | 511 |
| 記載なし | 116 |
| 税抜と明記 | 1 |
税込と書かれているものが多いのは、公式のオンラインショップから取れた価格が多いためだ。 ショップは総額表示が必要なので、ページのどこかに税込であることが書かれている。
一方、公式サイトの商品紹介ページに「¥1,500」とだけ書かれている場合、 それが税込か税抜かは判断できない。本サイトはこの場合、 価格は載せたうえで税区分を「記載なし」と表示している。
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確認できた価格の幅
公式価格が確認できた423銘柄の範囲はこうなる。
| 指標 | 価格 |
|---|---|
| もっとも安い | ¥265 |
| 中央値 | ¥3,080 |
| もっとも高い | ¥205,607 |
下はカップ酒、上は長期熟成の古酒や大きな甕に入ったものだ。 容量も度数も違うものを並べているので、この幅そのものに意味があるわけではない。 銘柄ごとの価格は、容量と度数とセットで見るしかない。
本サイトは銘柄ページで、容量ごとの公式価格と税区分、そして その価格をどのページで確認したかのリンクまで並べている。
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本サイトが価格を推測で埋めない理由
価格が空いていると、表としては見栄えが悪い。 通販サイトの価格を持ってきて埋めれば、全銘柄に数字が入る。だがそれはしていない。
- 販売店の価格は蔵の価格ではない。 同じ商品でも店によって違い、時期によっても変わる
- 「幻」とされる銘柄ほど市場価格が離れる。 それを定価のように見せると、読者の判断を誤らせる
- 出典を示せない数字は、後から検証できない。 本サイトは価格1件ごとに確認したページへのリンクを持たせている
結果として本サイトの価格欄には空白が多く残る。 それは調べ落としではなく、蔵が公表していないという事実である。 空欄には「公式に価格の記載なし」と書き、その蔵の公式サイトへのリンクを添えている。 読者が自分で確かめられるようにするためだ。
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価格から銘柄を探す
各蔵のページには「この酒造所について分かっていること」として、 度数・容量・公式価格・税区分をどれだけ確認できたかの割合を出している。 データの埋まり具合そのものを公開しているということだ。
出典
- 沖縄県酒造組合 公式(酒造所一覧)
- 各酒造所の公式サイト・公式オンラインショップ(47蔵ぶん。個別のURLは各酒造所ページに記載)
条文は原文をそのまま引用している。確認日は2026-09-01。 法令・規約は改正されることがあるため、最新の内容は各出典で確認していただきたい。